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トンガス国有林保護を目的としたジェリー・ガルシアとのコラボレーション第3弾。
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KEEN × Jerry Garcia

トンガス国有林保護を目的としたジェリー・ガルシアとのコラボレーション第3弾。

2020年、アメリカの伝説的バンド、Greatful Deadのフロントマンでもあり、リードギタリストとしてアメリカに偉大なレガシーを残したジェリー・ガルシア(Jerry Garcia)ファミリーとパートナーシップを結んだ〈キーン(KEEN)〉。その試みのひとつが、アートでも才能を発揮した彼が描いたアートワークをフィーチャーしたプロダクトです。今回は、その第3弾のリリースに合わせて、新作アイテム、そして、地球最大の熱帯雨林トンガスについて紹介します。

温帯雨林トンガス国有林で起きていること。

Photo by Colin Arisman

ジェリー・ガルシアの音楽に対する揺るぎない情熱と探求心は広く知られていますが、後年、温帯雨林保護の必要性を訴え、行動を起こしてきました。

そんなジェリー・ガルシアのアート作品をフィーチャーした本コラボレーションで、キーンが保護を訴えるアラスカ・トンガス国有林では、一体何が起きているのでしょう。実は、日本から遠く離れた北米の地で起きた森林伐採には、第二次大戦敗戦後の日本復興支援が深く関わっているのだとか。

ドキュメンタリー映画『UNDERSTORY』より(Photo by Colin Arisman)

トンガス国有林は、1,700万エーカーにも広がり、1万年以上も前からアラスカ先住民によって守られてきた、地球最大にして生物多様性に富む原生林。1950年代以降、原生林の4%しかない巨木群の7割が建材などの原木として伐採され、その多くが日本に輸入された経緯があります。1953年、日本とアメリカの企業が合弁で2つのパルプ工場を建て、伐採された原木や生産された紙が日本へと輸出され始めます。事業が撤退する1990年代まで地域の生活と環境に深刻な影響を与え続けました。

そして、2001年、米国森林局が国有林の森林伐を目的にした道路新設を禁止。つまり、皆伐や資源採掘を目的とした新しい開発から守られることになったのです。その後も、2012年のブッシュ政権、2020年のトランプ政権で再び危機を迎えますが、2021年、バイデン政権が再びトンガスの保護を採択すると共に、トンガス国有林の保護を大幅に強化することを発表しています。しかし、今もなお「保護」か「開発」かで大きく揺れているのが現状です。1エーカーあたりの炭素密度が最も高く(アマゾンの4倍)北米大陸に残る最後の「気候の聖域」と呼ばれるトンガス国有林は、気候危機回避のためにも貴重な存在というわけです。

ミュージシャンでありアーティストでもあったジェリー・ガルシアは、1980年代に、そんな熱帯雨林を守るために声を上げた代表的なひとり。彼の作品をフィーチャーした「KEEN × GARCIA」コレクションの売上げの1%は、国有林の保護活動を展開する団体「ウィルダネス・ソサエティ」に寄付され、アラスカ・トンガス国有林の保護活動に役立てられています。

IN & OUTで大活躍。オールマイティな第3弾「HOWSER SLIDE」。

左:New York at Night 右:Banyan Tree 各¥9,900(ウィメンズ22.5〜25.5cm、メンズ25.0〜29.0cm)ONLINE STORE

第3弾は、毎回好評を博しているテキスタイル、“New York at Night”と“Banyan Tree”を採用した「HOWSER SLIDE」が登場。クイックな着脱を容易にするスライドタイプでありながら、甲を深く包み込むアッパーデザインで快適な歩行を可能にしています。近所への外出やベランダ、キャンプでのリラックスシーン、そしてルームシューズとしても活躍が期待できるウィンタースライドサンダルです。

8月1日より、KEEN直営店、KEEN公式オンラインストア、その他取り扱い店で発売。

KEEN公式サイトでは、「KEEN × GARCIA」コレクションの特設サイトが公開されているので、合わせてチェックしてみてください。

INFORMATION

KEEN Japan
電話:03-6416-4808
keenfootwear.com
KEEN公式YouTubeチャンネル

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