佐々木智之（以下、佐々木：敬称略）アムルは最近アウトドアに興味を持ち始めてるんだって?

アムルそうなんです。もともと身体を動かすのが好きでマラソンも走ったりしてて。アウトドアは軽いキャンプとかフェスは好きだったんですけど、最近は山の中をハイクしたりするのもいいなって。

佐々木山の中ってただ歩いているだけでも気分がいいよね。俺も毎週はなかなか来れないけど、時間があるときは今でもよく山に出掛けてるよ。余裕がある時はテント泊しながら縦走したりね。

アムルそういうのすごく興味あります。でも、ギアをどこから揃えていいのか分からなくて。例えば靴1つ取っても、色々情報がありすぎて逆によく分からないんです（笑）。

佐々木靴でいうなら、ハイクや軽い山歩き・登りぐらいであれば本格的すぎるブーツ系よりも、気軽に穿けるスニーカータイプの方がオススメだよ。今日2人で履いてるキーンの”EXPLORE”は、そういった意味でのエントリーモデルとしては最適だと思う。

アムル具体的にどんなところがいいんですか?

佐々木まず、アッパーにパフォーマンスメッシュを採用しているから通気性が良いのに、内側にはキーン独自の防水透湿素材”KEEN.DRY（キーン・ドライ）”も使っているから完全防水仕様。だから、長い時間ずっと山道を歩いていても蒸れが少ないし、万が一雨が降ってきたり水溜りにはまっても問題ないんだ。

アムルどうしても上着とかパンツに意識がいきやすいんですけど、足元もやっぱり防水性って欠かせないんですね。これなら、野外フェスに遊びに行くときにも活躍してくれそう。履き心地とかはどうなんですか?

佐々木まずミッドソールに疲労を軽減してくれる”BUILT-IN シャンク”っていう、 要はプレートみたいなものが搭載されていて、このお陰で足の裏全体がサポートされて安定感が生まれる。他には、アウトソール部分にマウンテンバイクのタイヤからインスパイアされたスパイク型のラグパターンを使っているんだけど、つま先側とヒール側でグリップ自体が逆向きに付けられていることで、急な方向転換や悪路でも安心してグリップできるんだよね。つまり急な坂道や下り坂とか、不安定な場所も問題なしというわけ。あと、キーンはアウトドア・フットウェアブランドだから、独自に開発してるソール機能も見逃せないポイントかな。

アムルこの踝部分のデザインも何か理由がありそうですね。

佐々木これがこの”EXPLORE”最大の特徴で、”KONNECTFIT（コネクトフィット）”っていうキーンが新しく開発したヒールキャプチャーシステム。具体的にはシューレースと連動していて紐をきつく縛るとくるぶし周りからヒール部分までをホールドしてくれるから、足全体のフィット感がさらに増す仕組みなんだ。俺も色々履いてきたけど、この包まれるような安定感のあるフィットは他じゃなかなか経験したことないかも。

アムル僕は足が扁平足なんですけど、そういう人には足の裏よりも、特に踵と足首の部分をしっかりと固定するような靴が良いって以前病院で言われたことがあります。そっちの方がより足元の不安定さを解消してくれるらしくて。この靴はまさにそんな機能も備わっているんですね。

佐々木デザイン自体もサラッとしてるし、全体的に渋めなカラーリングだからファッション的にも馴染みやすくて良いよね。真っ黒な靴も好きなんだけど、この中間色の具合が個人的にはすごく今の気分にもしっくりきてる。

アムル僕もこういう渋めの色合いが好きです。見た目は普通のスニーカーみたいだけど、ここまで色々な機能が搭載されているとは……。

佐々木これだけ多彩な機能とスタイリッシュなデザインが揃って、お値段なんと1万ちょっとってすごいよね。同時に防水機能はないんだけど、その分軽量になってより街中でも履きやすい”EXPLORE VENT”も一緒に発売されるみたいだから、自分のライフスタイルに合わせて履き分けるのがオススメだよ。

アムル今年はこれ履いて山登りにフェスに遊びまくりますっ！