KEEN 「MOSEY」 COLLECTION
クラシック&サステナブルなKEENの「MOSEY」コレクション
ファッションシーンのなかでも、いち早く環境問題に目を向け、ブランドとしてできることを実行、発信し続けてきた〈キーン(KEEN)〉から、アップサイクルをコンセプトにおいた「MOSEY」コレクションが登場。では、一体どんなデザインなのか。その答えは〈キーン〉の工場にありました。
- Edit_Jun Nakada
新たな価値を与えること。
〈キーン〉は、シューズ製造工程から地球環境負荷を低減を推進しています。撥水加工プロセスからフッ素化合物(PFAS)を排除、フットベッドにはプロバイオティックスを採用したケミカルフリーの防臭加工、環境に配慮したレザーなめし加工をおこなうレザーワーキンググループ(LWG)認定レザー、リサイクルPETを採用し、環境負荷を低減した製品づくりを行っています。
そんな〈キーン〉の取り組みのひとつがアップサイクル。廃棄になった、あるいはなりそうなものを使って、新しい価値(命)を与えるというものです。ここで紹介する2つのモデルは、まさにこの考えを具現化したものになります。
写真上で紹介している「MOSEY DERBY」と「MOSEY CHUKKA」のメイン素材はウール。リサイクルウール50%を配合した「ReWooly」を採用しており、生地1kgあたり、541L(お風呂約5回分)の水消費、54.5kg(自動車の走行距離約545km分)のCO2排出量の削減、そして92kWh(ラップトップパソコン使用約150日分)の電力節約(※1)につながります。
※1 Life-Cycle Assessment(LCA)のアプローチに基づいた数値
工場で生まれた端材部分のレザーを使った「MOSEY DERBY LEATHER」、「MOSEY CHUKKA LEATHER」、「MOSEY CHELSEA LEATHER」の3モデル。いずれも前述した、環境に配慮した皮のなめし加工をおこなうレザーワーキンググループ(LWG)認定レザーを採用しています。
その他、ウールタイプとレザータイプともに、シューレースにはリサイクルPETを、アウトソールにはガムラバーとコルクを、そしてフットベッドには、素材に空気を含ませることで原料使用量を削減すると共にクッション性もアップした独自開発の「LUFTCELL PU」を使用と、細かなパーツに至るまで配慮が行き届いています。
伝統的なヨーロピアンデザインを忠実に再現した「MOSEY」コレクション。現在、KEEN直営店、KEEN公式オンラインストア、および各取扱い店にて発売中です。
INFORMATION
KEEN Japan
電話:03-6804-2715
keenfootwear.com
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