Focus on JASPER Ⅱ WP
JASPERⅡWPと僕らの日常。
〈キーン(KEEN)〉の数あるラインナップの中でも、根強いファンを持つ名作「JASPER」。このアイコニックなアウトドアシューズに、この夏待望の最新作が登場します。完全防水機能を搭載し、都会から自然の中まで、フィールドを選ぶことなく活躍してくれるライフスタイルシューズの決定版。今回はそんな「JASPER Ⅱ WP」を、クライマーの船山さん、SOLSO FARMの増田さんにプライベートで履いてもらい、その感想を聞いてみました。
- Photo:Yuuki Yamamoto
- Text:Jumpei Ichikawa
- Edit:Jun Nakada
Case 01_Isagi Funayama(Climber)
クライマー 船山潔の場合。
船山潔
1995年生まれ。長野県出身。幼い頃から豊かな自然に囲まれた環境で生活し、次第にクライミングに没頭。アルパインクライミングはもちろん、バックカントリースノーボード、スケートボード、サーフィンまでこよなく愛するフリークライミングシーンのニューヒーロー。〈カリマー(karrimor)〉のアンバサダーも務める。
自分の中で、それが自然なことか不自然なことかを大切にしている。
今日は長野からいらしていただいたんですよね?
船山はい。普段は長野を拠点にクライマーとして活動しながら林業のお仕事もしています。長野で生まれ育って、幼いころから山に囲まれた環境にいたので、クライミングを本格的に始めたのは中学生のころからですね。今でも家から車で15分ほどのところにクライミングスポットがあるところで生活をしています。
スケートボードやサーフィンに触れたのはどういった流れから?
船山地元に横ノリ系をやってる仲間が多くて、スケートボードは高校ぐらいからごく自然に始めました。サーフィンは、実はここ2年くらいなんです。それも仲間たちからの影響が大きいですね。彼らが得意な横ノリのことを教えてくれて、その代わりに僕は彼らにクライミングの知識や技術を教えてあげる。そうやって昔からそれぞれ得意なことをみんなで共有し合って、一緒に遊ぶ環境が自然とあるんです。最近はサーフィンが楽しくてほぼ毎週末、千葉か茨城の海に通ってます。今はそれが楽しくてしょうがないですね。
毎週末、長野から2~3時間かけて海に通うとは、なかなかのハマり具合ですね(笑)
船山正直もうどっぷり(笑)。サーフィンってそれぞれの地域で独特のローカル文化があるじゃないですか。もちろん山にもそういった背景は多少あるんですけど、サーフィンの方がより根付いている気がしていて。そういうローカルコミュニティの強さや他で経験できない文化がすごく新鮮なんです。自分で一からそこに飛び込んで少しずつ関係性を構築していくのが楽しい。あとは、冬はアイスクライミングもやるんですけど、年々雪が少なくなってきてて…、それこそ昨年は氷が少なくてクライミングできなかったぐらいなんです。そういう今の状態で、無理矢理続けるのは自分の中でどこか不自然に感じていて。できるだけ自然の流れを大切にしたいので、そういう理由でも今の自分にはサーフィンがしっくりきてるんだと思います。
街と山のちょうど中間をオールカバーしてくれるシューズ。
日頃からさまざまなアウトドアフィールドに触れている船山さんにとって、〈キーン〉はどういった印象ですか?
船山僕の山の仲間の中にも普段から〈キーン〉を履いている人が多くて、トレッキングやクライミングなどのシーンにも浸透している印象がありますね。実際にクライミングをするときは専用のシューズを履くので、僕の場合はポイントまでアプローチする行き帰りに履いてます。
実際、過去に履かれていたモデルはありますか?
船山自分が以前履いていたのはブーツタイプのものが多かったですが、オールシーズンで履けるラインナップが豊富に揃っていて、日常生活も含めてずっと履きっぱなしでいられるイメージがあります。
この新しい「JASPER Ⅱ WP」は実際足を入れてみてどうですか?
船山これまでスニーカータイプは履いたことがなかったんですけど、まず履き口部分が広くて脱ぎ履ぎがしやすいし、足を入れたときのフィット感がかなりいいと思いました。ソールも柔らかすぎずグリップもあるので、不安定な山道を歩いても安定感があるし、今の季節だったらサーフィンしに海に行って、そのまま砂浜をうろうろしてても問題ないです。街用と山用のちょうど中間ぐらいの仕様で、どちらのシーンでも程よく対応してくれるのがいいですね。カラーリングもいいし、自分のライフスタイルにすごく合っているシューズだと思いました。
Case 02_Akira Masuda
アーバンガーデナー増田晃の場合。
増田晃
1984年生まれ。千葉県出身。インドアグリーンからランドスケープデザイン、ガーデンツールやグリーンショップのディレクションなど、植物に関するあらゆる分野を手掛けるSOLSOの中心メンバー。業界内外に広い交友関係を持ち、プライベートではキャンプや釣りをこよなく愛するアウトドアラバー。
つま先を守ってくれるので、子供にも安心して履かせられる。
SOLSO FARMの社内でも〈キーン〉を履いている人が多いと聞きました。
増田そうなんです。植物を扱う仕事柄ということもあってか、社内でもアウトドア好きな人が多いですね。そういう人間にとって、やっぱり〈キーン〉のシューズは定番になっています。スニーカータイプを履いている人も多いし、今みたいな暑い夏場の時期はサンダルタイプを履いている人もいますよ。気づいたら、同じモデルを履いている人がアチラコチラになんてこともしょっちゅうあります。
増田さんご自身ではどうですか?
増田僕自身、昔からアウトドアは大好きでキャンプや釣り、以前は冬場に雪山へもよく行っていました。最近では家族と一緒にキャンプやバーベキューに行ったりすることが多いんですけど、そういうときはいつも子供に〈キーン〉を履かせているんです。〈キーン〉の靴はどれもツマ先がちゃんと守られているから、子供が勝手にそこらへんを走り回っていても、こっちとしては安心して放っておけるのがいいんですよね。あとは個人的に、子供が派手な色のサンダルを履いてるのってかわいいなって(笑)
水作業をした後でも、そのまま打ち合わせに行けるのが嬉しい。
今回は実際に仕事中も履いていただきました。率直な感想はどうですか?
増田僕の仕事では日頃から水を扱うことが多いんですけど、ホースで大量に水やりをしていると当然足元はズブ濡れになってしまいます。そんなときに完全防水仕様のシューズはとても重宝しますね。今回も水やりをしているときに履いてみたのですが、中はまったく濡れませんでした。あとは基本的に立ち仕事が多いんですけど、インソールが良いので長時間でも疲れを感じませんでしたね。
防水性がありながらも、見た目は普通のスニーカーというのもポイントですよね。
増田そうなんです。この「JASPER Ⅱ WP」の良いところは見た目がいたってシンプルなので、例えば今回みたいに水作業をした後でも、そのまま打ち合わせやオフィスワークにと違和感なく履き続けることができるんです。今まではその都度シューズを履き替える必要があったんですけど、これだったらどんなに濡れても履いてれば勝手に乾いてくれる。面倒臭がりな性格の自分にはぴったりな一足ですね(笑)
他に何か履いてみて感じたことはありますか?
増田「JASPER」って僕の中では結構カラーリングに特徴があるイメージだったんです。もちろんそういったアウトドアっぽい色合いが好きな人は多いんでしょうけど、僕の場合は普段からほとんどブラック、ネイビー、グレーなど地味な色が多くて…(笑)。なので、まずこの「JASPER Ⅱ WP」を見たときにシックで落ち着いたカラーリングが目を惹きましたね。これだったら仕事中はもちろん、プライベートでも自分の中で違和感なく手に取れるし、履きたいと思いました。
定番と新定番。
INFORMATION
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電話:03-6416-4808
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